寒くなってきたのでバイクにハンドルカバーを付けてみました
こんにちは、不識庵です。
荒れ狂った台風も一段落して、いよいよ秋が深まってきました。
バイク乗りにとっては、きつい時季の到来です。
そこで、今季はバイクにハンドルカバーを付けてみようと思い立ちました。
ハンドルカバーはいろいろありますが、私が選んだのはコミネのネオプレーンハンドルウォーマーです。付けているバイクを結構見かけますね。
実はこれを買う前に違うものを買っていたのですが、やたら大きくてだめでした。このコミネのカバーは小さくて付けているのが気になりませんし、色も何種類かあってバイクと合わせやすいところが人気のようです。さらに安い。色がくすんで白っぽくなっているのを見たことがありますが、値段が手頃なので買い換えしやすいですね。
【コミネ(Komine) バイク用ハンドルカバー ネオプレンハンドルウォーマー ブラック フリー】
実は去年の4月には買っていたのですが、付けるとハンドル操作が難しくなるとか、転倒した時にとっさに手が出ないとかいう話が耳に入ってきて、怖くて付けずにいたのです。でも寄る年波には勝てずに、とうとう付けてみようと思いました。
付けているナックルガードをどうするか?
今までハンドルカバーを付けずに済んでいたのには、常にハンドルに付けているナックルガードのおかげで防風・防寒がある程度できていたからでした。
ナックルガードは下の写真に見えるものです。大型バイク用で、サイズが結構大きいのですが、付けてみるとそんなに違和感は無いと思います。
このナックルガードを付けていると、多少の雨でしたらグローブがそれほど濡れません。私は夏でも付けっぱなしにしていて、風除けにしています。また手が守られている安心感がありますね。6年間使い続けていますが、劣化もなく丈夫です。
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付けているのはこちら。ステーも一緒に購入しないと付けられません。汎用なので大抵のバイクに付けられるとのこと。私のバイクはホンダのベンリィですが、付けることができます。
【DAYTONA ナックルバイザーL/R 耐衝撃アクリル製スモーク】
【DAYTONA ナックルバイザーステー】
今回、ハンドルカバーを付けるにあたり、このナックルガードは外しました。
ハンドルカバーの取り付けは、カバーに開いているグリップ穴とレバー穴それぞれにグリップとレバーを通して、付属のヒモでバックミラーの支柱にくくりつけただけです。人によっては、ハトメ金具の付いた穴などにバックミラーの支柱を通している場合もあるようです。
私の場合は、ある程度カバーが動く遊びがあった方がいいんじゃないかと考えてヒモのみにしました。ヒモを外せば簡単に盗まれてしまいそうですが、こんなものをわざわざ盗む人はいないと思います。人の手油がしみこんだものなんて嫌でしょ。
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これでよしとして家に戻りましたが、いかにネオプレーンとはいえ、なるべく防水を考えた方が良いと思い直し、また外したナックルガードを仕舞うのも面倒なので、ガードを付けたままカバーを付けられないか試してみることにしました。
結果として付きました。しかし、当初ナックルガードを付けていたようにはできずに、バックミラー支柱に通す金属板の4つの穴をそれぞれ試しながら、最適な位置を探りました。このナックルガードは汎用タイプなので、こんな時には融通が利きますね。
正面から見るとこんな感じです。
ガードの下からカバーが見えてしまいますが、これで多少の防雨が期待できそうです。
ハンドルカバーと操作性
次にカバーの外にあるスイッチ類の操作ですが、これは慣れしかないんじゃないでしょうか。
右ハンドルの様子です。こちらにはセルのボタンだけなので、運転中は操作しないので問題は全くありません。
問題なのは左ハンドルです。
上のスイッチはヘッドライトの切り替えスイッチです。
その下に少し見えているのがウィンカーのスイッチです。人によっては、グリップの穴を切り広げてこのスイッチ部分まで覆ってしまうやり方をとっています。しかし、実際に乗ってみると、全く問題無くウィンカースイッチの操作ができました。
難しかったのは、上の写真では見えませんが、ウィンカースイッチの下側にあるクラクションの操作です。これがやりにくく、鳴らすべき時に鳴らせなかったことが何度かありました。これも慣れしかないと思いますが、カバーを付けることで操作性が落ちることは確かでしょう。でも寒さには勝てませんよね。
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ハンドルカバーに最適なグローブは?
ハンドルカバーを付けた時期は10月初旬でしたので、素手で運転したところ蒸れて汗をかきました。防風については、レバー穴から少し空気が入るかなと思う程度でした。中旬になって素手だと手を抜いた時に寒くなってきたので、今は薄いインナーグローブをはめています。
これは、RSタイチの サーモトロン インナーグローブ で4年以上使っています。縫い合わせの糸が一部ほつれて穴が少し開きましたが、生地自体には多少のスレが出ている程度で、意外と長持ちしています。インナーですから、冬用のグローブとセットで使っています。
発熱素材ですが、薄手なのでスースーします。インナーグローブだから仕方がありませんね。
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ハンドルカバーの袖部分は、ジャンパーのゴムの入った袖口のような構造になっていて、風をブロックしてくれます。
一方、これが手の出し入れをしにくくしています。切り取ってしまう人もいるようです。手首にフィットしたグローブでなければ、これに引っかかってしまい、余計手の出し入れがしにくくなります。
この点、RSタイチのインナーグローブであれば問題はありません。ただ、雨の時や、もっと寒くなった時にはこれでは無理です。
防水で、薄手で、手首にフィットするグローブを見つけなければと思う今日この頃です。