1/48 ソビエト軍 KV-1 1940年型溶接砲塔型

ソビエト軍 KV-1
1940年型溶接砲塔型
1/48 タミヤ


ソ連は嫌いなのですが、KV-1には興味がありました。40年にすでにこのような戦車を作っていたとは恐るべしソビエト。この次はKV-2を作ってみたいと思います。これもシャーマンと同様、素っ気ない車体で、組み立てはあっという間に終わってしまいます。ですのであまりコメントはありません。

塗装はサーフェイサーを吹いた上にマホガニーを下地色として塗り、飛行機用のライトグリーンを基本色として塗っています。これまた缶スプレーです。

ソビエトの車両のグリーンはどんな色か分からず迷っていました。説明書の指定色であるダークグリーンではファイアフライと同色になってしまうし、箱絵のような感じを出したいと思っていたので、店頭で選んだのがライトグリーン(タミヤスプレーAS-23)でした。

塗ってみるとやけに緑が鮮やかで、熱帯にいるヘビのような色になってしまい、内心失敗したと思いますが、その後の工程で何とかなるさと思い直しています。タミヤスプレーで、ソビエト車体色を出してもらえたらいいなぁ。そうしたらもっと作るのに。まあエアブラシを使う人には調色という手があるけれど(ちょっとやっかみか)。


Ⅲ突を仕上げた勢いで、完成させました。懸念していたヘビのような緑色は、結構落ち着いた色味に変えることができました。

 

まず、全体につや消しクリヤーを吹き、茶色味の強い黒(エナメル)でウォッシング、白やジャーマングレーをあちらこちらに点で落とし、それを溶剤の付いた綿棒でぼかしました。この作業で鮮やかな緑色が大分落ち着きました。黒でチッピング。チッピングは爪楊枝で、突っつくようにほどこしました。面相筆だとスケールオーバー気味になってしまうからです。

キャタピラは、フラットブラウン→ジャーマングレ-(ここまでアクリル)→茶系黒でウォッシング→銀でドライブラシ(ここまでエナメル)で色を付けました。最後に車体下部と足回りにタミヤのウエザリングマスターでパステルを付けて完成としました(平成19年4月15日)

※増加装甲型も製品化されています。

1/35 日本陸軍 九七式中戦車 チハ(新車台)

九七式中戦車 チハ(新車台)
1/35 ファインモールド

日本軍の戦車といえばチハですね。主砲は57ミリ砲で、機銃が2挺装備されています。後に主砲を一式47ミリ砲に変更した新砲塔型が出ます。

「新車台」とは、後部の排気口を閉鎖して、トラックカバー下から冷却空気を排出する方式としたものです。「トック」はいわゆるキャタピラのこと。このため防御力の向上がはかられるとともに、エンジンの冷却効果も高まったそうです。

チハの製品は長らくタミヤの名品のみでしたが、ファインモールドによりさらに素晴らしいモデルを手に入れることが出来るようになりました。

現在はサーフェイサーを吹かれて眠っています。

ファインモールドでは、この新車台の他に前期車台、増加装甲型の製品があり、またインテリアやプラ製履帯が付いた製品も出ています。なお、最近ではドラゴンからもチハが発売されています。

影を付けた

何かこれで良いような気がしないでもないです。

1/48 ドイツ軍 キングタイガー ヘンシェル砲塔型

ドイツ軍 キングタイガー
ヘンシェル砲塔型
1/48 タミヤ

初のツィンメリットコーティングを施しました。ポリパテにメンソレータムを混ぜて塗ってみました。確かに塗りやすかったのですが、かなり厚くなってしまいました。あとはコーティングローラーを用いてコロコロとパターンを付けていきました。

塗装は、どうしても騎士マークを付けたかったので(このためにコーティングをしたわけですが)、御覧のパターンを採用しました。相変わらずの筆塗り迷彩です。全体にサーフェイサーを吹いた上に、ダークイエローをを吹き付けました。茶はレッドブラウンにダークイエローとレッドを混ぜています(アクリル)。筆だとボカスのはきついね。境界がかなりはっきりとしています(平成19年5月20日)。

ようやく完成しました。ウォッシングをして、チッピングを施しました。コーティングの溝に黒が入り込んで、全体的に黒くなってしまったので、パステルでドライブラシを行い、最後につや消しスプレーを吹きました。

              
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