16式機動戦闘車 1/35 タミヤ その2
久しぶりに再開しました。
車体はほぼ組み上がっていて、砲塔を残すばかりとなっていました。なかなかやる気が出なかったのですが、家に持ち帰った仕事から逃れるべく手を出してしまいました。いわゆる現実逃避ということです。
しかし、さすがタミヤだと思いました。ゲート処理をすればほぼ無修正でサクサクと組み上がります。リハビリにはストレスが無くて良いですね。
ゲート処理もゴッドハンドのアルティメットニッパーを使えば、跡は紙ヤスリでちょっとこすってやればOKです。
車体後部には、手摺りや工具類が付きます。手摺りは若干下向きになります。
砲塔ハッチの中に見える部品は、フィギュアの足場ですね。ハッチを閉める方は付けなくてもいいでしょう。
発煙弾ですね。ちょっと処理が粗かったみたいです。アップは怖いですね。
車輪は前4つが連動します。ゴム製のタイヤも良い感じです。少し汚せばそのままでいいんじゃないでしょうか。
組み上がりました。砲身の先端が金色に光っています。パッションモデルズのマズルブレーキに付け替えてみました。
というのも、マズルブレーキにはらせん状の穴が開いているのですが、模型では表現されていません。タミヤはガイドを貼り付けて、すべての穴を開けるように指示しています。はっきり言って無理です。至難の業です。そこですぐに発売されたパッションモデルズのマズルブレーキを手に入れました。
見事な出来映えです。ライフリングもばっちりです。
長さも良いです。なおキットは先端を取り付けていません。さて付けるためには、当然置き換える部分を切り離す必要があります。そこで、ノコギリの登場です。
タミヤの精密ノコギリです。これで切れるのかなぁ。
切れました。次は切り口を平らにしてから、穴開けです。これはルータを用いてさっさと開けました。
現物合わせをしながら慎重に穴を広げていきます。真ん中に開けるのが結構難しく、時間がかかりました。
このマズルブレーキを付けるときは注意が必要です。何と向きがあるのです。上の写真に写る16式の写真は添付のカラーガイドに載っていたものです。ちょうどマズルブレーキの拡大写真があり、よく見るとマズルブレーキの根元に穴のようなものがあることが分かります。これが車輌に向かって左側だけにあります。パッションモデルズのマズルブレーキにもちゃんと再現されています。パッションモデルズには説明などありませんでした。危なかった。向きに気をつけて瞬間接着剤で付けます。
結構疲れました。付け替えれば見栄えは良くなりますが。真っ直ぐ、かつ真芯に付けるのは難しいです。
実はこのパッションモデルズのマズルブレーキが出た直後にタミヤから砲身が別売りされ、もう少し待っていればと悔しい思いをしました。時間と出来映えを考えればタミヤの砲身がおすすめですね。ただしライフリングは切られていませんし、左側の穴も開いていないことにご注意を。
さあ、後は塗るだけです。
改修されたC5タイプも登場しました。砲塔後部のエアコンユニットやクリーニングロッドケース、増設されたアングル、アンテナガードなど、C5の特徴をとらえて再現され、さらに牽引用ウインチを備えたタイプです。