1/48 ソビエト軍 T-34/85(1944年型)

ソビエト軍 T-34/85(1944年型)
1/48 ホビーボス

ドイツ軍にショックを与えたT34の進化形です。T34は、いろいろなバリエーションがあるそうですが、私はこの85ミリ搭載型が良いですね。格好いいのではなく、そのまがまがしいフォルムが印象的で気に入っています。ですから、砲塔には鋳造表現として、サーフェイサーを塗りつけ、まがまがしさを強調しています。


車体色は、SU-122と同様にオリーブグリーン(タミヤAS-14)としています。デカールを貼り付け、半つや消しを吹いた状態です。デカールはとても薄く、あまり水につけて台紙からはがしてしまうと、くちゃくちゃになり大変なことになります。しかし、出来は良く、シルバリングも気になりません。(平成19年8月5日)
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※ホビーボスの製品は初めてです。内部も再現されており、作ってみるといろいろな事が分かって面白いです。しかし、車体を上下付けてしまうこととしたので、砲塔リングから見える範囲だけ、塗装しました。よって、エンジンは全く見えなくなりました。

車体を付けることを選択したのは、車体上部を載せるだけでは、浮いた感じとなって本来の姿とはかけ離れてしまうからです。製品としては、非常に細かく、またバリもあって、タミヤとの組み立てやすさと比べると、結構やっかいでした。燃料タンクも合いが悪く、ここまで分割する必要があるのかと思うくらいのパーツ割りで、大変です。スケールダウンの商品だと雑誌には書いてありましたので、1/48にそのままするのは、無理があると思いました。でも、手をかける分だけ味わいが出てきて、今では結構気に入っています。


平成19年8月28日
完成しました。砲塔には対空識別用の白帯を塗りました。この白帯については、箱絵と解説書の塗装指示図と若干異なっています。どうやら箱絵の方が実車の通りとなっているようです。私は塗装指示図の通りに塗ってから、後でわかりました。まあ、雰囲気重視で、ということですね。キャタピラも少し余り気味なのですが、タミヤのカッチリでスッキリした感じと比べると、こちらの方が実感たっぷりですね。


これでソビエト軍の車輌はKV1、SU-122から数えて3輌目となります。だんだんその魅力にはまってきたようです。すでにタミヤのKV2を購入しました。ホビーボスからもT-34やKVがたくさん出ていますので、車種がだぶらないように作ってみたいと考えています。でもタミヤからドイツ車輌が出てくれば、状況は変わりますが。

【ホビーボス 1/48 ロシア戦車 T-34/85 1944年型】

1/48 ソビエト軍 SU-122

ソビエト軍 SU-122
1/48 タミヤ

ドイツ軍の突撃砲のまねをしたといわれるソビエト軍の自走砲です。

T-34の車体を利用したフォルムは、なかなか格好がいいですね。KV-1と同様に、あっという間に組み立ては終わってしまいます。
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ただし、転輪の位置には気を付けた方がよいです。アイドラーホイール(前輪)を取り付けるシャーシ部品のA-31部品が可動状態となっているため、キャタピラを巻き付ける際に、アイドラーホイールが動いてしまうからです。キャタピラを巻いている時には、楽勝だなと思っていたら、出来上がってよくよく見ると、アイドラーホイールとロードホイールがくっついていました。もうあとの祭りです。仕方がないのでそのままにしてあります。おそらくT-34も同じだと思いますので気を付けましょう。

さて塗装は、サーフェイサーを吹いた上に、車体下部と足回りにマホガニーを塗り、車体上部と転輪にオリーブグリーン(タミヤスプレーAS-14)を吹きました。AS-14はエアーモデル用の塗料ですが、なかなかいい感じですね。T-34系列はこの色で塗っていこうと思います。(平成19年7月23日)

※失敗談
ウォッシングをしている最中、砲の根元が折れてしまいました。おそらくエナメルの溶剤がプラを浸蝕したのでしょう。みなさん、お気を付けください。

【タミヤ 1/48 ソビエト陸軍 自走砲 SU-122 プラモデル 32527】

1/48 ソビエト軍 KV-1 1940年型溶接砲塔型

ソビエト軍 KV-1
1940年型溶接砲塔型
1/48 タミヤ


ソ連は嫌いなのですが、KV-1には興味がありました。40年にすでにこのような戦車を作っていたとは恐るべしソビエト。この次はKV-2を作ってみたいと思います。これもシャーマンと同様、素っ気ない車体で、組み立てはあっという間に終わってしまいます。ですのであまりコメントはありません。

塗装はサーフェイサーを吹いた上にマホガニーを下地色として塗り、飛行機用のライトグリーンを基本色として塗っています。これまた缶スプレーです。

ソビエトの車両のグリーンはどんな色か分からず迷っていました。説明書の指定色であるダークグリーンではファイアフライと同色になってしまうし、箱絵のような感じを出したいと思っていたので、店頭で選んだのがライトグリーン(タミヤスプレーAS-23)でした。
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塗ってみるとやけに緑が鮮やかで、熱帯にいるヘビのような色になってしまい、内心失敗したと思いますが、その後の工程で何とかなるさと思い直しています。タミヤスプレーで、ソビエト車体色を出してもらえたらいいなぁ。そうしたらもっと作るのに。まあエアブラシを使う人には調色という手があるけれど(ちょっとやっかみか)。


Ⅲ突を仕上げた勢いで、完成させました。懸念していたヘビのような緑色は、結構落ち着いた色味に変えることができました。

まず、全体につや消しクリヤーを吹き、茶色味の強い黒(エナメル)でウォッシング、白やジャーマングレーをあちらこちらに点で落とし、それを溶剤の付いた綿棒でぼかしました。この作業で鮮やかな緑色が大分落ち着きました。黒でチッピング。チッピングは爪楊枝で、突っつくようにほどこしました。面相筆だとスケールオーバー気味になってしまうからです。

キャタピラは、フラットブラウン→ジャーマングレ-(ここまでアクリル)→茶系黒でウォッシング→銀でドライブラシ(ここまでエナメル)で色を付けました。最後に車体下部と足回りにタミヤのウエザリングマスターでパステルを付けて完成としました(平成19年4月15日)

【タミヤ 1/48 ソビエト陸軍 KV-1 重戦車 プラモデル 32535】

※増加装甲型も製品化されています。

         
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