アメリカ軍 M4A3(76㎜砲搭載型)
1/48 ホビーボス
シャーマンは、ファイアーフライに続いての製作です。
これも、ソ連のKV2と同時期に作っていましたが、途中でポリキャタピラの塗装につまづいて、そのままになっていました。ポリキャタピラに、下地色(ラッカー)を吹き付けたところ、乾燥後見事にバリバリとはがれ落ちてしまいました。
ポリキャタピラの塗装方法とは?
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ポリキャタピラの塗装方法について調べると、車のバンパーを塗る際に使用する下地塗料(バンパープライマー、ソフト99製品)を使用する方法があることが分かりました。そこで、ホームセンターで購入し、ポリキャタピラに吹き付けて、その上にアクリル塗料を塗ってみましたが、今のところ大丈夫なようです。
【ソフト99(SOFT99) 塗料・ペイント バンパープライマー 09014】
塗料をアクリルにしたのは、ポリキャタピラが曲がる素材なので、ある程度柔軟なアクリル塗料の方が良いであろうという判断です。
後にポリキャタピラの接着には、ポリエチレンの接着が可能な「セメダインPPX」を用いる方法があるとのことで、これも入手しました。試してみたいと思います。
【セメダイン:PPXセット 6g ca-522】
車体の塗装は、オリーブドラブを基本色とし、NATOブラック(アクリル)で迷彩を付けました。相変わらずの筆塗りです。それにしても、マーキングが結構派手ですね。(平成20年5月5日)
この製品には、砲塔が2種類入っています。写真のものと、左側ハッチが楕円形になっているものです。ところが、マーキングとの関連が記されていないので、選択に迷いました。私は、写真のマーキングを選びたかったので、模型雑誌などを見て、作例を探し、写真の砲塔が良いのではと判断しました。資料は見ておりません。実は、箱に入っている塗装図には、楕円形ハッチの砲塔が描かれていました。時期による形状の違いなのか、間違いなのか、分かりません。とにかく、素人にも分かるようにしてほしいと思います。
何とか完成しました。懸念していたキャタピラも無事接着できました。接着してから巻き付けています。足回りは、溶剤で溶いたパステルを塗りたくっています。砲塔やギヤハウジング、そして上面のハッチ周辺の装甲板にはパテで鋳造表現をしましたが、砲塔はオーバー気味でしょうか。最後に足回りに用いたパステルと多少薄色のパステルでドライブラシを行い、つや消しスプレーを吹いて完成としました(平成20年5月15日)。
この製品は、ロシア戦車と違って、内部インテリアは再現されていません。ライトガードがエッチングパーツなので精密感はありますが、ロシア戦車に見られる気合いは感じられません。