1/35 イスラエル軍 ティラン5

ティラン5 1/35 タミヤ

ティラン5は、第三次中東戦争でイスラエル軍が大量に鹵獲したTー54/Tー55戦車のうちTー55をベースとして改修して制式化されたイスラエル軍の戦車です。主砲は、マガフやショットと同じL7 105mm ライフル砲に換装されています。砲塔には大型の雑具箱が付けられ、友軍戦車であることが識別できるようにされています。その後、イスラエル国産のメルカバの配備にともない退役したようです。

もう7年ほど前に購入したものですが、この度ようやく組み立てが終わりました。

まず履帯ですが、ベルト製のため自然なタルミが付けられないと考え、タコムの連結式履帯を使ってみました。接着剤でつなげて、転輪に巻き付けて、塗装のために外せるように試みたのですが、失敗しました。ポロポロと外れてしまいました。

今思えば履帯に剥離剤が付着していたのかもしれません。洗浄すれば良かったです。

仕方が無いのでそのまま転輪に巻き付けて接着剤でガチガチに付けました。この作業で大部時間が掛かりました。

【タコム 1/35 ロシア軍 ロシア中戦車T-55用 履帯OMSh プラモデル用パーツ TKO2092】

組み立てが終わりました。履帯以外は、サクサクと進みました。


ワイヤーロープは、モデルカステンのソフトステンレスワイヤー1㎜に変更しています。

【モデルカステン ソフトステンレスワイヤー 線径1.0mm/1.5m入り 模型用ワイヤー SS-01】


砲塔と車体の後部にはバスケットが付きます。内側には押し出しピン跡があるので、処理が必要ですね。何か載せてしまうのも手です。また、砲塔のバスケットを取り付ける時には砲塔に穴を開ける必要があるのですが、現物合わせで開けた方が良いと思います。説明書通りの場所に開けたら、少し幅が狭くなってしまい、バスケットが歪んでしまいました。

他にも穴を開ける所がありますので、ピンバイスは必須です。

フェンダー上の燃料タンクについては、配管を再現しようと思って、資料も集めたのですが、とにかく組み上げることを優先したため見送りました。


後に発売されたミニアートのチラン4シリーズなどと比べるとあっさりした感じが否めませんが、時間のない私にはちょうど良いと思いました。

【タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.328 イスラエル軍 戦車 ティラン5 プラモデル 35328】

         
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