1/48 ドイツ軍 Ⅲ号突撃砲B型

ドイツ軍 Ⅲ号突撃砲B型 1/48 タミヤ

出戻り第1作目です。本当はこの前に1/72の装甲車(ハセガワ製)を製作しています。

高校生まで夢中になっていた模型製作。出戻りまして、ふたたび作ることに目覚めてしまいました。そのきっかけは、海洋堂のワールドタンクミュージアムです。職場で食玩ブームがおき、そのなかで1/144という精巧な戦車模型に出会いました。ほぼすべて集めたのですが、今度は自分で作りたいという欲求に駆られてきました。

しかし1/144サイズでは小さすぎるし、かといって1/35では余りにもすごすぎる世界に昇華してしまっている。時間もお金もそんなにかけられない私は模型雑誌を見ながら悶々としていました。その私を救うかのように現れたのが、タミヤの1/48戦車模型でした。組み立てやすさと、塗装の楽しさをほどよく味わうことができます

1/48製作のきっかけは、この車両の登場でした。1/35にも無いし(当時)、格好いいし、文句のつけようがありません。素組みです。簡単に組みあがってしまい、驚きました。
塗装はサーフェイサー、その上にマホガニー(ミスターカラー)を下地色として吹き、基本色のジャーマングレー(タミヤスプレー)を吹いただけです。ただ、車体下部にマホガニー色が残るようにしています。転輪、装備品などは、アクリルで塗り分けています。エナメルのブラックでウォッシング、バフでドライブラシをし、所々を銀でハゲチョロにしています。
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いやー、面白いね。とくに面倒なキャタピラも組みあがると非常にリアルでいい。ちなみに転輪、キャタピラをすべて車体にくっつけてから塗装しています。ですから筆の届かないところもあり、ムラがありますが、またそれも味と思います。

下の写真は、1/48戦車の大きさを感じてもらうために、タミヤのアクリル塗料のビンを側に置いたものです。ちなみに、戦車はパーシングです。比較的大きい車体のパーシングでもこの程度の大きさなので、コレクションをするには最適だと思います。

次の写真は、1/35と1/48のタイ ガーⅠを並べたものです。ずいぶんと大きさが違いますね。1/35タイガーⅠは、ウン十年前に作ったものが、最近出てきたものです。1/48の大きさに慣れてしまった目には、1/35のサイズが何だか気持ち悪く感じました。1/35がこれだけ大きいと、ディティールアップをしたくもなりますし、またある程度しないと、面が広いことから、間延びした感じになりますね。

その点、1/48はストレート組みでも、凝縮感があり、気軽に組み立てられることも相まって、グッドなスケールサイズだと思います。石油も高いしね。ただ、最近のタミヤのラインナップを見ていると、戦車が少ない。それもドイツが。どうも、コンセプトにぶれがあるのか、それとも当初の飛行機と組み合わせるという狙いに回帰したのか。戦車を出し、それに飛びついた人間がいることも、わかってほしい。戦車出して。今のところ、期待しているのは、くろがね四起を出したので、いよいよ日本軍戦車が登場か、ということ。そうなれば、買いますよ(その後はラインナップの豊富な1/35に移ってしまいました)。
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