ドイツ軍 V号戦車 パンサーG型
1/48 タミヤ
パンサーG型です。これも4号と同じ時期に作り始めたものです。箱絵のような迷彩にしたのですが、筆塗りのため御覧の通りです。
ダークイエローはタミヤスプレーで吹き、ダークブラウンとダークグリーンはアクリルで筆を使ってペタペタ塗りたくりました。あちこちに筆ムラがあり、また境界はまったくボケていませんが、なかなか雰囲気は出ていると思います(自分だけか)。汚しをすれば、結構いけるんじゃないかな。
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なお、砲塔の機銃は、一旦ステーから切り離して、上を向いた状態にしています。(平成20年4月14日)
フィルタリキッド
何年か前にクレオスのMr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッドなるものを手に入れました。
フィルター技法は、上塗りをして色味を変化させたり、迷彩に統一感を持たせたりする塗装方法です。4色出ていますが、これまで使い方が分からずに放置していました。しかしながら使わないのももったいないので、放置していた48のパンサーで実験的に塗装してみました。
開発者の弁によると、絵画的に影は黒ではなく青だということです。そこで影になる部分にシェードブルーを塗ってみました。塗る所は、これまでスミ入れをする所です。車体、転輪などに塗っていきます。これで良いのか不安になりながら塗っていきます。その後で専用のうすめ液でぼかしていきますが、なかなかぼけないです。瓶塗りだと濃くなってしまうようです。
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次に明るくしたい上面や、パネル類にスポットイエローを塗りました。そしてうすめ液でぼかします。結局全体的にイエローを塗ったような感じ担ってしまいました。
ブルーが目立っています。足回りなど本当に暗い場所はブルーを入れても良いかなと思いました。しかし、濃くなるとやはり違和感があるので、最初から薄めて使う方が良いと思います。
リキッドの使い方について紹介されている雑誌などの記事では、いずれもロシアングリーンが塗られたロシア車輌が使用されており、レイヤーバイオレットやフェイスグリーンの効果も確かにあるようです。
しかし、ドイツの三色迷彩や、現用車輌などの作例はまだなく、試行錯誤する必要がありそうです。試したい方はとりあえずブルーとイエローを入手されれば良いのでは。
タミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン)でスミ入れをして、デカールを貼りました。本来ならば先にデカールを貼るべきでした。
コーティング後にこれまた放置していたクレオスのウェザリングカラーを使って汚しをしていきたいと思います。