VAIO SX14を買いました

こんにちは、不識庵です。

パソコンを買い換えました。VAIO SX14です。

今まで使っていたノートパソコンは、東芝のダイナブックでした。

ところが、半年前からバッテリーの限界が来て、通電していないと使用できなくなりました。さらに、フリーズしまくりで、操作もままならない状態でした。

買い換えは避けられない状況になってきたので物色を始めました。

当初は、持ち運びはしないなと思い、また視力が落ちているので、15型で良いかなと思っていました。

私はプレゼンテーションなどはiPADを使っているので、パソコンにモバイル性は求めません。

それに15型だと、値段も手頃で、スペックもそれなりに選べるので、多くの選択肢があります。それが逆に選びにくいということとなり、なかなか決められませんでした。

 

最近になってVAIOで14型というのが出たと聞き、ホームページで見ると、なかなか良いなと思いました。VAIO S13とほぼ同サイズであること、重さも1㎏前後と軽いんです。

ネットの評判を見ると、バッテリーの持ちがやや短いとのデメリットも書かれていましたが、おおむね好印象のようです。

ライバル機として挙げられているのが、レノボのThinkPad X1 Carbonのようです。これも良いですが、SX14の方が私が望む端子が揃っていたので、SX14に決めました。

右側の端子類は、下の写真の右側からVGA端子(アナログRGB出力端子)、LAN端子、HDMI端子(4K出力対応)、USB Type-C™端子、USB端子(USB充電対応)、SDカードスロットとなっています。

次に左側の端子類は、下の写真の右側からヘッドホン端子、USB端子×2、セキュリティロックスロット、電源端子となっています。

今頃VGA端子なんてと思われる方もいるでしょうが、現場ではまだまだHDMI端子を備えていないプロジェクターが多く使われていますので、現状では有用と思われます。豊富な端子類により現場対応力はかなり高いと言えます。

キータッチは軽く、打鍵音は静かですね。パチパチという音はしませんので、図書館などでも気にはならないと思います。これは好みですね。

私が選択したスペックは次の通りです。

CPU  Intel(R) Core(TM) i5-8265U CPU
メモリ 8GB
ディスプレイ 14.0型4K
ストレージ 第三世代 ハイスピードSSD256GB
LTE通信モジュール搭載

ディスプレイ4Kは3840×2160ドットの解像度があります。とにかく綺麗で、文字もはっきりとしていますので、多少小さな字でも見やすいですね。写真も大変綺麗に見えます。視力が落ちてきているので、とにかく見やすいことが良いです。

他は予算との兼ね合いです。ストレージは、クラウドやUSBメモリの使用でそんなにいらないかなと思い256GBにしています。また、CPUもi5とi7ではその違いが体感できない差だと思いますので、i5にしました。

使ってみて感じるのは、指紋認証すれば起動もあっという間で、ストレスが無いですね。ただバッテリーの持ちは短く感じます。外で使う時には電源を探す必要がありそうです。

色はブラウンにしました。落ち着いた感じの色合いです。ブラックよりは指紋などの跡が分かりにくくなり、良かったと思います。

インナーバッグに入れる

躯体は、押してもペコペコすることなく頑丈です。ただ傷が付くのがいやなので、ケースを買いました。エレコムのインナーバッグ(ZSB-IBUB02BK)です。ポリウレタンが内張りされていて安心感があります。しっとりした質感が良いですし、ファスナーの取っ手もしっかりしています。

外側にファスナー付きのポケットがありますが、マチが無いためにパソコンを入れると薄い物しか入りません。あくまでもインナーバッグとして本体の保護に特化したものと言えます。

ぴったりと収まります。

【エレコム インナーバッグ ノートパソコンケース 保護ケース 衝撃吸収 ZEROSHOCK ZSB-IBUB02BK】

デジタルカメラで史料を接写する

こんにちは、不識庵です。

久しぶりの更新になります。

今回はデジタルカメラで史料を接写するという話です。

最近、史料を撮影する機会がありましたので、その時に使った機材について書いておこうと思います。

ここでいう史料は、古文書であったり、古写真であったり、いわゆる紙物ですね。

今回の撮影場所は室内で、撮影機材などはすべて持ち込みでした。

撮影時に一番気をつけるのは、手ぶれだと思います。美術品を撮るわけではないので、露出などは二の次です(極論です)。手ぶれは補正が効きませんから。

手ぶれを防ぐには、シャッタースピードを早くすることが大事ですが、室内撮影だと十分な光量が得られないことが多く、シャッタースピードを遅くせざるを得ません。そこで、三脚とレリーズを使用することになります。レリーズは、フィルムカメラの一眼でしたら普通にシャッターボタンにねじ穴がありましたが、現在のデジタルカメラには無いようですね。私が使っているニコンのD7000にも無いので、リモコンシャッターを使っています。セルフタイマーでもいいんですが。

さて三脚を使うとこんな感じになります。

戦車模型の雑誌が被写体です。真横から撮っていないので分かりづらいかもしれませんが、被写体とレンズの中心が明らかにずれています。ちなみにレンズは単焦点レンズ40㎜です。これでは被写体はすべて写り込んでいません。ちょっと三脚をずらしてみると。

これでも撮れないことはないですが、照明の具合で三脚の足の影が気になるかもしれません。そこで三脚の足を伸ばすと。

レンズが単焦点なので、被写体が遠くなります。ズーム機能があればこれで撮れそうですね。しかし、テーブル上など場所が狭いと難しくなります。

エレベーター(真ん中の棒)の下に雲台を取り付けられる三脚であれば、下にカメラを付けられるのでより近接した撮影ができるでしょう。残念ながら私が使っているスリックPRO250DXⅡではできません。以前は大型の三脚を使っていましたが、腰を痛めてからはなるべく軽くて携行しやすいものを選んでいますので。

また三脚の足を伸ばすと、被写体との距離が離れ、実際の現場で一人で被写体を入れ替えたり、ページをめくったり、またその都度位置決めや照明の具合などのセッティングをするとけっこうな時間がかかりますし、半日でも続けるとたぶん腰をやられます。私はやってしまいました。

これは三脚を傾けて足が写り込まないようにする方法です。しかし、カメラの重みで倒れます。写真では見えない所で手で押さえています。両手が使えるように三脚を固定できればこれでも良いでしょう。

家でシュミレーションを重ねたのですが、手持ちの機材ではうまくいきそうもありません。

そこで手に入れたのがこちら。スリックのスライディングアームⅡというものです。全長497㎜、全高102㎜、最大積載重量2㎏です。


製品名通り、アームが前後にスライドします。

ここに雲台を取り付けます。雲台は三脚の雲台を使用します。

この輪っかにはウエイトをぶら下げます。

上のツマミを緩めてアームをスライドさせます。下側は三脚との接合部分です。

角度を変えて見ると、ギザギザがあります。下のツマミを緩めるとアームの角度を変えることが出来ます。重いカメラを先端に付けますので、ギザギザでかみ合わせることにより、重みでアームの角度が変化するのを防ぎます。さすがにしっかりした作りになっています。

では、実際に三脚に取り付けてみましょう。三脚から雲台を外し、スライディングアームを付けます。

はい付きました。別に難しいことはありません。三脚との相性ですが、取り付けネジがU1/4、U3/8インチ両対応なので問題は無いと思います。

次に雲台を付けます。雲台取り付けネジはU1/4インチです。

雲台は、別に用意しようと思いましたが、今回は他にも揃えたい物があったので、三脚の雲台を使うことにしました。そこで問題になるのが耐荷重です。仕様では最大搭載重量は2㎏となっています。幸い三脚の雲台とカメラ(もちろんレンズ付き)を合わせた重量は範囲内に収まりました。カメラを付けますと。


ウエイトとしてカメラバッグをぶら下げています。アームの輪っかにカラビナを付けてバッグをぶら下げました。バッグの中には交換レンズ1本とアクセサリーが数点入っています。ウエイトを付けないとカメラが床とごっつんこします。

三脚が柔そうに見えますが、大丈夫です。ただバランスには気をつけた方が良いですね。現場でセッティングを変える時には、必ず被写体は外さないといけません。

さて、ここからは他に用意した物を見ていきたいと思います。

まず最初は水準器です。今頃?と思われるかもしれませんが、今までは水平を出しやすい複写台を使うことが多かったので、あまり必要性を感じませんでした。


このハクバの水準器(レベラー)は、カメラのアクセサリーシューへの取り付け箇所が二つあり、タテ、ヨコ、下向きに付けることができます。また中にミラーが付いており、前後左右のレベラーが同時に確認でき、さらに蓄光であるというすぐれものです。

次は、照明です。以前でしたら、ライト2灯とライトスタンドを持って行っていましたが、かさばるし重いのでやめました。そこでLEDライトがないかと探したのがこれです。


サンテックの小型LEDシューティングライトCN-T96です。高さは全体で50㎝弱、重さは330gです。照度は1,850 lx(50cm)で、照射角度は109度。色味は白色です。分解するとこんな感じです。

かなりコンパクトになります。2灯にしようかなと思ったのですが、とりあえず1灯だけ用意しました。支柱が3点で曲がりますので、さまざまな角度を付けることができます。また頭でっかちになりますが、足が開くので安定性はあります。十分な照度があり、携帯性にもすぐれたライトだと思います。

さて、以上のような機材で臨んだ現場で撮影したものは、アルバムに貼られた古い写真でした。八つ切りサイズに近く、アルバムも大きめ、さらに撮影場所がテーブル上と狭かったので、三脚だけではかなり難しかったと思います。スライディングアームを導入して助かりました。これがあればどのような撮影環境でも対応できそうです。

撮影場所は蛍光灯のある部屋(他に人がいたため暗室にはできない)で、しかも窓際だったため、外光の影響をかなり受けました。そのため外光が写真に反射してしまい、ライティングに苦労しました。無反射ガラスも使いましたが、面照射のこのライトでは反射しやすく、結局使いませんでした。2灯あった方が良かったかなと思いましたが、面照射では反射するかもしれませんね。ライトに庇を付けるとか工夫しないといけないかも。また進展がありましたら書きたいと思います。

バイク通勤の防寒対策(ネックウォーマー その2)

あけましておめでとうございます。不識庵です。

年も明けて、寒さが本格的になってきました。

バイク通勤の防寒は、首、手首、足首の防寒対策が大切であることは言うまでもありません。

首の防寒については、巻き付けるタイプのネックウォーマーを使っていました。

バイク通勤の防寒対策(ネックウォーマー)

しかし、後ろ側でヘルメットとの隙間ができやすく、寒かったのが難点でした。そこで、新しいネックウォーマーを手に入れました。コミネ マスク 防寒フリースマスク ブラック フリー 09-016(アマゾン商品ページへ)です。

おなじみのコミネ製品です。写真は横から見た感じです。

筒状のウォーマーに頭を覆うことのできるヘッドキャップが付いているのが特徴です。

筒状であれば、ユニクロのものでも良いと思いますが、どうしても後ろ側でヘルメットとの隙間ができやすいです。

その点、これはヘッドキャップがあるために隙間ができません。


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素材はフリースで、色はネイビー、ブラック、グレー、ワインレッドがあります。私が買ったのはブラックです。サイズはフリーサイズです。

後ろ側から見るとこんな感じです。

使ってみると、私の頭の大きさではヘッドキャップがきつすぎました。

私は頭が大きく、ヘルメットも一番大きいサイズを被っています。ですので、シート内部のメットインという恩恵に与れたことがありません(泣)。

下に掲げたアマゾンの写真のように使用できる人は、よほどスリムな人だと思います。頭部マネキンが小さいのでしょう。

しかし、ヘッドキャップをヘルメットの隙間に押し込むことによって、後ろ側の隙間が解消されて寒さを感じなくなりました。

また、フリースは二重になっているのでウォーマーとしての機能にも問題はありません。

安いし、暖かいし、これはおすすめです。

コミネ マスク 防寒フリースマスク ブラック フリー 09-016】(アマゾン商品ページへ)

ただ、筒状のネックウォーマーは被るときや脱ぐ時に、どうしても静電気が起きやすいので、その点を気にされる方は、巻き付けタイプの方が良いかもしれません。その場合は、前に私も使っていたタイチ製品がおすすめです。→バイク通勤の防寒対策(ネックウォーマー)

         
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