バイク乗りが眼鏡を作るとき

こんにちは、不識庵です。

突然ですが、視力ががくーんと落ちました。

9月に健康診断に行ったら、極端に視力が落ちていました。看護師さんは、それよりも中性脂肪の値がすごいことを心配していました(数日後、看護師さんから職場に電話がかかってきました)。
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しかし、私としては視力低下の方が重大であったのです。なぜか。免許の更新が迫っていたからでした。バイク通勤である身にとって免許更新は重大事です。

前回の更新でも視力検査がぎりぎりでした。次回は危ないなと思いながらも、寝ながらタブレットを見たり、パソコンを終日いじっていたり、目に悪いことばかりしていたのです。

あせった私は、眼鏡を作るためにすぐに眼科に行って処方箋を書いてもらいました。眼鏡屋でも検査できますが、万が一病気の場合もあるので、やはり眼科に行った方が良いと考えたのです。

処方箋を握りしめて、都心の眼鏡市場に駆け込み、ものの15分ほどで決めてしまいました。


i-ATHLETEというブランドの中の、IA-440というフレームです。色は、黒、赤、青の3種類があり、黒を選びました。店では15分で決めましたが、下調べは入念にしていました。バイク乗りはふつうに眼鏡を掛けることはできないからです。

バイク乗りが眼鏡を掛ける際にもっとも障害となるのは何か

それはヘルメットです。

ヘルメットには、フルフェイスからキャップ型までいろいろな形があります。私が使っているものはジェット型です。フルフェイスのあご部分が無くなったような形をしています。キャップ型だったら、眼鏡を掛けるのはたやすいのですが、雨天時が最悪です。顔が濡れ放題になってしまいます。

今かぶっているヘルメットはアライ製です。内装が付いていて、頭頂部と両側の耳部に分かれています。頭頂部と耳部との間にできる隙間に眼鏡のツルを差し込む他は無いなとそれまで漠然と考えていました。
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そこで眼鏡の条件として考えた点は二つあります。

一つ目は、ツルがなるべくまっすぐなこと。そうしないと内装の隙間に差し込むことができません。

二つ目は、ツルが金属製でかつ柔軟なこと。柔軟でないと内装の隙間に入っていきませんし、衝撃があった時にツルが折れてしまうことも考えられます。

ネットで調べると、バイク用の眼鏡なんてほとんどない。そのなかでバイク専用の眼鏡を作っている会社もありましたが家から遠い。そうこうしているうちにスポーツ用の眼鏡にたどりついたのです。

それがi-ATHLETEでした。ツルは日本製のチタンワイヤー3本を編み合わせて作られており柔軟性に富んでいます。またツルの先端はゴムでずれにくくなっています。

色も派手すぎず、落ち着きすぎず、良い感じです。

実際にヘルメットをかぶって眼鏡を掛けてみました。少しツルが長く、内装にぶつかってきちんとはめられませんでした。そこで、ゴム部分を少し折り曲げてみると、何とか掛けられました。こうした調整ができるのもポイントが高いです。

ヘルメットメーカーは、アライ、ショウエイが有名どころでしょう。今回、眼鏡を掛けることを前提としてヘルメットを探してみると、あまり考慮されていないようです。みなさん内装を改造したりして苦心されているようです。そのなかで眼鏡用のスリットのある内装を採用しているメーカーがありました。

OGK KABUTO(オージーケーカブト)です。

同社製品のなかでも、私はASAGIシリーズに目を付けました。
眼鏡用スリット以外に、ポイントが高いと思ったのがインナーサンシェードです。写真を見るとシールドの内側に黒いサンシェードが見えています(下げた状態)。

バイクで走る時、逆光はとても危険です。かといってシールドを濃いスモークにすると夜が怖いです。ですから上げ下げ自由なこの機構はとても魅力的に感じます。しかも値段がアライやショウエイと比べると比較的お手頃な点も高得点です。
→ OGK KABUTOのHPへ

手持ちのアライ製ヘルメットで眼鏡が掛けられなかったら、本気で買うつもりでした。でも掛けられたので、当面は見合わせます。

次に問題となったのは曇り対策

眼鏡を掛けて、ヘルメットのシールドを下ろすとどうしても曇ってしまいます。

これまではシールドの曇り対策として、家に大量にあった車用のクリンビューEXをシールドの内側に付けていました。あの赤いふたのスプレーです。これはこれでうまいこといっていたんですが、まさか眼鏡にこのクリンビューを使うというわけにはいきません。
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そこで見つけたのが、メガネクリンビュークリアです。製造元はイチネンケミカルズ(旧タイホーコーザイ)です。あれ、”クリンビュー”?。どっかで聞いたな。実はクリンビューEXと同じ会社でした。


写真は1ヶ月分の30包入りです。中身はよくあるクリーナーの不織布かと思いましたが、箱には三菱製紙が製造した超極細繊維シートである”ナノワイパー”を使用しているとあります。効能は、優れた汚れ拭き取り性、優れた吸収性、優れた保水性とありまして、とにかく皮脂汚れがスッキリ落ちるということです。

使ってみると、確かに曇りません。一週間たっても曇りません、そのうち眼鏡が汚れたので、やっと2枚目を使ったという感じです。すごい。
また眼鏡を拭いて、そのままヘルメットのシールド内側を拭けば一石二鳥です。

30包入りはヨドバシ価格で353円(税込み)ですので、1包あたり12円弱となります。毎日使う必要はないと思うので、非常にコスパに優れていると思います。おすすめします。

【メガネクリンビュー くもり止めシートクリーナー 30包入】

ブログ開設から2ヶ月

こんにちは、不識庵です。

最近、寒いですね。風邪を引かないように上から下まで着込んでダルマのようになっている今日この頃です。

このブログも2ヶ月目に入りました。

1ヶ月目の時に宣言(?)したように、戦国史以外の趣味の頁を作りました。今のところは模型の頁になっております。子供の頃には手の届かなかったものが、大人になればかなうことも多くなりまして、部屋には積みプラが高くそびえている状況です。いわゆる積んどく脳内モデラーで、仕事から帰ってくると疲労度MAXで、いつか作ろうとは思っていても面倒になってしまい、そのままになっております。ですが、いくつか手がけた物もありますので、興味のある方も無い方もちょっとのぞいて下さると嬉しいです。

* * * * *

この前、眼鏡を作るために外出した折、久しぶりに大手の本屋に寄ってみました。最近はネットで買っているのでリアル店舗は数年ぶりですね。日本史関係の本棚に行くと、ずいぶん中世関係の出版物が多く出ていることに改めて驚きました。『応仁の乱』がベストセラーになる時代が来るなんて。
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ただ商業出版のために、”真説”とか、通説を覆すなどという刺激的な触れ込みで売る物が多いように見受けられます。そうそう新事実が出てくるわけでも無いんですが。でも、これまでは無理だろうと思われるテーマの本が出版されるのは良いことではないでしょうか。しっかりした本もありますので、見極める必要があると思いました。

1/35 ドイツ連邦軍 レオパルト1A5

ドイツ連邦軍
レオパルト1A5
1/35 イタレリ

三十年くらい前にタミヤのレオパルト1A4を作って以来です。レオパルトのなかで一番格好いいと思います。ところが買ってから、すぐにタコムから出て、さらにモンモデルからも出てしまい、テンションが下がってしまいました。しかし、モンモデルのレオパルト1用履帯やボイジャーモデルの砲身、さらには写真集などそれなりの投資をしているので、何とか完成させようと思います。
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製品はバリが目立ちますが、プラ質が軟らかいので処理はさして苦になりません。モールドは甘いところもありますが、部分的にディティールアップをしても全体的にアンバランスになるので、あまり手を加えず作っています。


ただ側面の工具類は位置決めのモールドを埋めてから接着しています。写真を見ると取付位置が少し違うようです。

現在、レオパルト1A5の製品は、安さ第一ならイタレリ、カッチリモールドならモンモデル、カナダ軍タイプを作りたいならタコムと、昔では考えられないうれしい状況になっています。

【モンモデル 1/35 ドイツ主力戦車 レオパルト1A5】

【TAKOM 1/35 レオパルト 1A5/C2 2in1】


左の黒い部分はメッシュです。少し気に入りません。


操縦手用ペリスコープの覆いはびっくりするほど厚みがありました。


黒く見える履帯はモンモデルのものです。また左右の泥よけに付いている白い丸状の部品はテールライト(反射式)?を自作して追加したものです。実車では、泥よけをめくり上げているものも多く見ることができますが、再現は難しいのであきらめました。


モン・モデルの可動履帯です。片側83枚でいけそうです。パーツ数はかなり余裕がありますので、欠けている部品を無理に使わなくても大丈夫です。はめこみ式ですが、簡単にはバラバラになりません。
でも繊細なので組み立ててから三度破損しました。いじりすぎは禁物です。



ボイジャーモデルの金属砲身です。サーマルジャケットのベルトなどが別パーツで、面倒くさそうです。また、本来はモンモデル用なので砲身の付け根の形状をいじらいないと取り付けできそうにありません。

ボイジャーモデルの金属砲身を組み立てました。細かい部品が多くて、もう二度と作りたくありません。瞬間接着剤がはみ出て汚い感じになってしまいました。

組み立てて気がつきましたが、イタレリの砲身はサーマルジャケットのベルトの取付位置が逆さまになっています。これは間違いのようです。


砲塔に取り付けるには、取付口を丸く削る必要がありますが、ぴったりとはまりました。
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砲塔の増加装甲部分が形になってきました。砲塔と増加装甲との支柱はAM誌を参考に自作しました。 増加装甲は前と後ろとでは厚みが違いますので、強調してみました。


組み立ては終わり、塗装を待つばかりです(いつのことになるやら)。
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